くぬぎの森寄生計画 作業日誌

坂本善三美術館シリーズアートの風vol.7 「吉村形展 くぬぎの森寄生計画」公式ブログ

寄生計画日誌9/12

天気 くもり
気温27℃
食事 朝 コーヒー 昼 野菜炒め定食 夜 卵かけご飯
体重 78.5kg

 

本日は坂本善三美術館でワークショップ

南小国町市原小学校の六年生15名と寄生作業。

子供達は最初に、美術館内で坂本善三の仕事を観賞。山下さんの解説も交えながら、善三さんの年代毎の仕事を観賞出来るなんて、なんて贅沢なんだ。

僕も観賞しとけゃ良かった。

そして、第2部で僕の出番。

心配していた雨も止み、予定通りに作業は進む。

 

寄生の意味や僕がやってる事を、山下さんが、またまた分かりやすく解説してくれて、僕が何者か子供達に分かってもらえ一安心。過去には、最初から終わりまで、金髪のプロレスラーとしか思われていない最悪なケースもあり、終わりに子供達が書く感想文も、金髪のプロレスラーみたいなおじさん優しかったとか、今度プールで投げてもらいたいとか、遊んでくれる人みたいな印象で、ちょっと美術の時間からは外れる時も。。

 

さてさてそんな金髪のおじさんは、今日はベースボールキャップをかぶりプロレスラー感を消し子供と作業。

 

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先ずは前回までの寄生ケージを観てもらいながら寄生とはなんぞやを語る。

語っていると、カエルが居てくれて寄生をバッチリ表現。子供達も喜ぶ。

決して仕込みではないから…

三週前のワークショップの時よりまたまたコケや、キノコが増えて雰囲気が変わっていた。

 

そしてそして…

子供達に寄生のイメージを持ってもらったところで作業開始‼︎

 

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アクリル絵具で、桜の枝に好きなように描いてもらう。

 

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そしてケージに寄生させていくのだ。

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 どんどん変わるケージ。

 

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高いところにぶらさげたり。

 

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また変化したケージ。

夏休みから作業は続いている。

小国中の子達から、南小国小の子へバトンは繋がれているように思われるが、その間にも作業は行われている。雨が降ったり、晴れたり、風が吹いたりし、コケやキノコが作業…虫が寄り始め、カエルが居つく…そしてまだまだここから作業は人間以外の生物によって進められるのだ。

僕が一人で思っていた寄生計画も、どんどん広がっている。

12/5までどんな変化をしていくのか?

楽しみだ。

 

 市原小学校の参加してくれた子供達、本当にありがとうございました!

短い時間でしたが、日頃から皆んなが兄弟みたいな関係性だっていうことが、作業をやっている雰囲気で分かりました。

僕も小学生に戻れるなら、このクラスが良いと思いました。

そして担任の先生、こんな素敵なクラス僕は初めてです。作業中の先生の絶妙な会話や声かけが、また良い雰囲気作って、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました!

あっという間の1時間でしたが、皆んなの活き活きとした姿に元気をもらいました!ありがとう(*゚▽゚*)

 

また会いましょう!

 

子供達の寄生作業ムービー

↓↓↓

寄生計画 - Quik by GoPro